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Raseiniai_Load

去年の秋頃に着手しはじめて、ちょっと制作→1ヶ月くらい放置→ちょっと制作→また1ヶ月ほど放置→・・・
という何ともやる気のないペースで制作していたオリジナルマップが、ようやく完成に近付きました。

ラシェイニャイβ1をダウンロード


まだ未完成な部分もあるのでβ版です。

あと少しなんですが、オブジェクトライトマップ適用の段階で詰んでしまいました。
それさえ終わればあとはミニマップ弄るだけなんですが・・・

解決しました。本スレ>>535氏に感謝:)


影が付いていなくてイマイチですが、内容を紹介させていただこうかと思います。




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ラシェイニャイ周辺地図とラシェイニャイ市章


■ヒストリカル・ノート

1941年6月22日、国境を踏み越えたドイツ兵が出会ったのはそれまで見たこともないような化物達だった――KV1,KV2重戦車の実戦参加である。

開戦の翌日、リトアニアでドイツ第6戦車師団(第4戦車集団所属)と赤軍第2戦車師団(第3機械化軍団を分割)は、ドゥビーサ川付近で最初の大規模な戦闘に入った。
チェコ製35(t)軽戦車と若干の4号戦車を装備する先鋒部隊に、20両のKV重戦車、80両のBT快速戦車、そして少数のT34中戦車が襲いかかったのだ。



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35(t)軽戦車


35(t)の37mm砲はあっという間にBTを血祭りにあげたが、KV重戦車に対しては全く無力であった。

結局この交戦は、第2戦車師団がラシェイニャイ北部の第12機械化軍団に合流するために後退して終了した。
しかしあらゆる方向からのあらゆる砲弾を弾き返し、悠々と戦場を這いずり回るKV重戦車の姿はドイツ軍兵士に多大なショックを与えた。






第2戦車師団長のE・N・ソリャリャンキン将軍は、
ラシェイニャイ市内の第6戦車師団とドゥビーサ川に位置するドイツ軍部隊を寸断するため、1両のKV2と若干の歩兵を送った。

同市は既に占領され、ドイツ軍はドゥビーサ川東岸に2カ所の橋頭堡を築いていたのだ。



35(t)軽戦車大隊がリュダヴェライ付近の北側の橋頭堡に、別の大隊はより南の川下にあった。
大隊は自らが分断されたと知り、背後からの攻撃に備えてハリネズミ陣をしいた。






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当時のラシェイニャイ市の様子


翌朝、ラシェイニャイ市内から橋頭堡へと救援に駆けつけた12両のトラックはKV2重戦車の152mm砲に粉々に吹き飛ばされた。
このKV2重戦車は不貞不貞しくも市内から2つの橋頭堡へ通じる分岐点に居座っており、これを除かないことには橋頭堡との連絡は回復できないのだ!


そうこうしているうちにも橋頭堡へ激しい攻撃が加えられた。
孤立している大隊には35(t)軽戦車と若干の105mm軽榴弾砲しか無く、KV重戦車を含む猛攻に長く耐えられないのは明らかだった。

事態は深刻で、ドイツ第1戦車師団に赤軍への側面攻撃を依頼しなければならないほどであった。
なぜゲーリングに頼まなかったのか? 開戦直後のこの時期、たかが戦車1両のために急降下爆撃機を派遣する余裕は空軍にはなかったのだ!






その日の午後、いくつかの50mm対戦車砲PAK38がKV2の居座る交差点に巧妙に配置された。
この最新式対戦車砲は一斉に砲撃を開始したが、KV2は微動だにせず、続いて打ち込まれた6発の砲弾もなんの効果も示さなかった。

KV2はすかさず反撃し、新品の対戦車砲は敢えなく破壊されてしまった。



一方でラシェイニャイ付近の空軍部隊から88mm高射砲がハーフトラックごと駆り出され、
破壊されたトラックの陰に隠れつつKV2に迫り、わずか900mの距離で射撃準備に入った。

しかしこの行動はKV2の乗員に察知されており、2発の152mm砲弾は高射砲とハーフトラックをまたもや粉々にしてしまった。
負傷者は呪いの言葉をつぶやきながらのたうち回ったが、戦車からの機銃掃射が激しく、見殺しにする他なかった。






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KV2重戦車


その夜、よく目をこらせば暗闇の中でKV2に迫る10ほどの影が見えただろう。
第57機甲工兵大隊の1分隊が、闇に紛れて肉薄攻撃を仕掛けたのだ。彼らの勇気は賞賛に値するだろう。

接近は察知されず、彼らは車体に通常の2倍の爆薬を置いて炸裂させた。今度こそ息の根を止められたか・・・?
いや、だめだった!爆薬は履帯を吹き飛ばし、フェンダーを引き裂いただけだった。


分隊の撤収に遅れた1人の工兵は機銃掃射のなかをかいくぐり、152mm砲身に小型爆薬を取り付けた。
しかしこの第一級の勇敢な行動も成果はなく、彼もまたすごすごと退散するしかなかった。


このようにドイツ軍は手を変え品を変え邪魔者を排除しようとしたが、頑丈なKV2重戦車は街道上に居座り続けたのである。






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破壊されたKV1。貫通しているのは車体側面への88mm砲弾1発のみである。


そして夜が明け、独ソ戦緒期では最大規模の戦車戦がドゥビーサ川の北側で繰り広げられた。
転進してきた第1戦車師団が、ソ連第12機械化軍団・第2戦車師団と激突したのである。


第1戦車師団は多数の3号・4号戦車を装備しており、第6戦車師団の35(t)の豆鉄砲よりKV戦車に効果はあった。
お互いの車体がぶつかり合うような至近距離で凄まじい撃ち合いとなり、さすがのKV戦車も高速徹甲弾で撃破されたり、行動不能になってしまうものが続出した。


2個戦車師団に挟撃された赤軍は沼地に押し込められて壊滅し、夕方には約180両の残骸が燃えさかり、空を煌々と照らしていた。

しかしここでもKV重戦車の恐ろしさは実証された。
あるKV重戦車は70発近くの命中弾を受けながら、只の1発も貫通されていなかったことが判明したのである。






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遂に討ち取られたラシェイニャイのKV2。たった1両で大きく戦局を動かした。


北方の脅威より解放された35(t)軽戦車の小隊は翌日、帰る場所を失った孤独なKV2の居る十字路の傍らに移動した。

健気な35(t)軽戦車達はもう1門の88mm高射砲が運ばれてくる間、KV2の戦車兵の気を逸らそうと絶え間なく撃ち続けた。
88mm高射砲は射撃準備を終えると直ちに全力で射撃し、6発の直撃弾がKV2の車体を打ちのめした。


35(t)の戦車兵達は、戦果を確認しようと降車してKV2の巨体に近寄った。

KV2は燃えさえしなかった。50mm砲弾による7つの抉られたようなあとは見受けられたが、37mm砲弾による損傷は全く見られなかった。
それどころか、88mm砲弾でさえ貫通していたのはたったの2発だけであったことがわかり、彼らを戦慄させたのである。



そしてこのリヴァイアサンはまだ生きていた!



戦車兵達がKV2の車体によじ登ると巨大な砲塔がゆっくりと動き出し、体にたかるハエを落とそうと試みたのだ。
彼らは驚きのあまり腰を抜かしたが、一緒にいた工兵が砲塔後部の穴から数個の手榴弾を投げ込み、この邪魔者に引導を渡してやった。






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近年のドゥビーサ川の様子。60年前は鋼鉄の怪物達が疾駆した戦場だったとはとても思えない


このたった1両のKV2はドイツ第6戦車師団を危機的状況に追い込み、第1戦車師団に転進を余儀なくさせ、来るレニングラード戦に時間を稼いだことに存分に役に立った。
そして栄誉あるソ連第2戦車師団の命日を1日だけ遅らせたのであった。

暗い湿った鋼鉄の箱の中で、3日間に渡って戦った名前もわからない乗員達の粘りと、それを除こうとしたドイツ兵の勇気と機転にはただただ感動するばかりである。




※参考:『KV-1&KV-2重戦車 1939-1945』(オスプレイ)






■デザイナー・ノート

上のエピソードに感銘を受けてマップにしてみました。
この驚異的なKV2、史実ではラシェイニャイ郊外の開けた場所に居座ったのですが、それでは面白くないので市街戦のエッセンスを加えてあります。

オブジェクトの合計数がちょっと信じられない数になってしまったので(8000超えてます)非常に重いかと思います。
またバランスも悪いかも知れません。大人数でプレイ(・・・出来るのかどうかはともかくw)してみないことにはわからないので・・・

またこのβ版ではKV2を弄っていないため、そこまで強くありません。
完成版では移動不可になり、耐久力が増して大変な脅威となるでしょう:)



・マップギミック

プッシュマップ
ほとんどの旗がリキャップ不可

Pushcageの代わりにAxiskillerを設置
東・西・南の敵陣営ベースに近寄れない
歩兵武器を入れ替え
一部兵器の性能を変更
赤軍の所持弾薬数を全体的に減らした

KV2を要塞化(未実装)・・・移動不可、耐久力大幅増加、車体機銃の射角増加etc...
50calAAを赤軍仕様に(未実装)
pega_bgtreeを×字型に(未実装)
機動Flakの防盾を透明に(当たり判定は従来通り)

その他色々(忘れたw)




■SS紹介

SS20_Raseiniai_1 SS20_Raseiniai_2

ミニマップです。ドイツ軍は最初、西の拠点からのリスポーンのみになります。
現段階では影付けが終わっておらずミニマップを触れないのでショボいですが、完成版ではもっと格好良くしたいと思います。


パッと見わかりませんが、プッシュマップになっています。
各拠点は白旗まではそこそこ早いですが、完全制圧するには長い時間が必要です。

ちなみに赤軍が取り戻せるのは5番だけ。




SS20_Raseiniai_3 SS20_Raseiniai_4 SS20_Raseiniai_5 SS20_Raseiniai_6 SS20_Raseiniai_7

SS20_Raseiniai_8 SS20_Raseiniai_9 SS20_Raseiniai_10 SS20_Raseiniai_11

各拠点のSSです。左から農具置き場(独軍ベース),前哨地点,塹壕,教会,レーニン記念公園,農業組合,赤軍司令部,農家(赤軍ベース)。
旗が見えないためちょっとわかりにくいですが、全て範囲は5mになっています。

ちなみに農業組合を奪取すると、援軍として南のベースに38(t)軽戦車×2とリスポーンポイントが現れます。




SS20_Raseiniai_12 SS20_Raseiniai_13 SS20_Raseiniai_14

SS20_Raseiniai_15 SS20_Raseiniai_16 SS20_Raseiniai_17

適当にパシャパシャと。
マップの雰囲気が伝われば幸いです:)




SS20_Raseiniai_18 SS20_Raseiniai_19

登場兵器の紹介です。

まず機動Flak。ゲーム序盤から中盤にかけて活躍します。
拠点の推移によって出る場所が変化し、移動がめんどくさくならないようにしてみました。

またSPR風に防盾を見えなくしてあります。
当たり判定はちゃんとあるので正面から乗員を倒すことは非常に難しいと思います。




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3号突撃砲B型。これも序盤~中盤にかけて活躍。
市街地突入までの心強い味方です。通りに入ったあとは使いにくいかも?

古くからある車両なのでしょうがないですが、どうも3突Bの独特の格好良さが欠けている気がします。
FHの中で最も出来の悪いオブジェクトの1つでは・・・足回りが無印の4号まんまだったりしますし:(




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5cmPAK38です。ギリギリKV2を狙える位置にあります。

・・・効果あるのかって? HAHAHA,冗談きついよボブ!
ドイツ軍の誇る最新式対戦車砲だぜ?ボルシェビキのポンコツ戦車なんてイチコロさ!


・・・えーと、KV2の乗員を盛り上げるために撃ちまくってやって下さいw




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見た目はWz36ですが、中身は45mm対戦車砲です。
他にZis3も配備されていますが、弾薬数が非常に少なくなっています。無駄撃ちは出来ないでしょう。




SS20_Raseiniai_24 SS20_Raseiniai_25 SS20_Raseiniai_26

数は少ないですが、煙幕もあります。
所々に落ちている士官キットが所持しています。




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赤軍の一番有効な対戦車兵器はこれ、対戦車ライフルでしょう。キットとして各拠点に落ちています。
ほとんどが単発式のPTRDですが、中には自動式のPTRSも混じっています。




SS20_Raseiniai_28 SS20_Raseiniai_29

援軍として現れる38(t)軽戦車です。FHでは非常に弱い印象があります・・・
こぢんまりとしていて非力な戦車ですが、よくまとまったシルエットをしていて好きですね:)

・・・攻撃力? HAHAHA,冗談キツイね!なんといってもチェk(ry




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独軍は梱包爆薬集束手榴弾を装備する戦車駆逐兵を選ぶことが出来ます。
β版では十分な効果をあげることが出来ますが、完成版では雀の涙ほどのダメージしか与えられないでしょう。




SS20_Raseiniai_32 SS20_Raseiniai_33 SS20_Raseiniai_34 SS20_Raseiniai_35

赤軍の対戦車装備。独軍より更に貧弱です。

英軍から拝借していますが、イメージとしてはNo73は火炎ビンくっつき爆弾は爆薬を靴下でくるんでグリスを塗ったものですw
市街戦で上面装甲を狙いやすいので、思ったより使えるかも知れません!?




SS20_Raseiniai_36 SS20_Raseiniai_37 SS20_Raseiniai_38

KV2に対する最終兵器、SdKfz7_88mmFlak18です。
β版では2~3発で葬る力がありますが、完成版ではもっと必要になるでしょう。

市街地でひっくり返さないよう、慎重に!




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ちなみに機動Flak,StuG3B,SdKfz7 88mmはバリケードを超えて進むことは出来ません。
38(t)は迂回できるので、奥まで進むことが出来ます。




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赤軍が追いつめられると更に怪物がもう一台!
さすがのT35も38(t)と歩兵程度なら圧倒できる・・・はずw




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オリジナルテクスチャなんかも作ってみました。
え、クオリティ低すぎて何のボトルかわからない・・・?








Malibu

こ、これはマリブーじゃなくてウォッカなんだから、変な勘違いしないでよねっ!///
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