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今回は日本海軍へ新たに実装される重巡洋艦、高雄型をご紹介しましょう。

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高雄型は先代の妙高型に続く条約型重巡洋艦ですが、次級の最上型や利根型が軽巡洋艦としてスタートしたため、
意外や制度上は日本海軍が最後に建造した「計画時から重巡洋艦として生まれた重巡洋艦」となります。
戦間期の軍縮条約を意識して建造された都合、この時期の日本重巡の他の艦型と武装面では大差がありませんが、
戦場での指揮能力向上のための大型の艦橋が目を惹きます。

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主砲の配置が日本重巡特有の「後向き3番砲塔」なのが特徴的ですね。これはトップヘビーを回避する為に重心位置を下げる役割を担っており、
重武装を維持しつつ如何にして条約の制限に収めるかという当時の技術者達の工夫が垣間見えます。
インゲームにおいても独立した3番席として用意してあり、旋回して左右へ射撃できますが艦橋への誤射には要注意です。

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摩耶のみ1943年前期型と後期型で分けられており、3番砲塔は損傷修理を兼ねた改装工事の折に撤去され、代わりに高角砲と機銃群が増設されています。
この後期型では艦全体に配置された13mm機銃のほとんどを25mm機銃に換装しているので1席だけでも日本戦艦の片舷射撃並の弾幕を発揮できる為、
まさしく防空重巡として活躍が期待できます。

現在実装されている最上型と大きく異なるのが雷装で、最上型で3連装4基12門に減じた61cm魚雷発射管を片舷に4連装2基の計4基16門装備しています。
もちろん次発装填装置も装備しているので、大型艦や艦隊を相手にしても存分に威力を発揮できるでしょう。

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一方で鳥海は史実において姉妹艦の高雄、愛宕に準ずる大規模な改装工事を行う予定でしたが、世界情勢の逼迫に伴い簡易的な工事のみを行った後、
開戦を迎えたままの姿で戦没しており、ゲームにおいてもほぼ竣工当時の一歩遅れた装備で登場しています。
高角砲は12cmと口径こそ同じですが単装の10年式ですし、魚雷も連装発射管を2基ですから他の高雄型に比べ投射量は半減しています。

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次級にあたる最上に比べ航空装備では劣りますが、同姉妹艦と比較しては火力は同等、雷装はそれ以上であり、何より末期まで戦っていたこともあり
よりマルチな活躍が期待できるでしょう。
鳥海や摩耶という装備違いのバリエーションの存在も貴重かもしれません。
特にこれといった弱点がない、オーソドックスな水上艦としてとても扱いやすい戦力になる筈です。

また、これまで一部MAPでのみ試験実装されていた「ミニマップへの魚雷表示機能」が全MAPへ適用されました。
遠距離からの雷撃を察知しやすくなるとともに、あえて敵艦隊の陣形を乱す意図での雷撃も戦術になってくるでしょう。

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