FHSW official dev BLOG
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TinyTim_top.jpg

航空爆弾や航空魚雷は軍艦にとって脅威ですが、軍艦の対空砲火も航空機にとって脅威です。
では、航空機はどうすればよいのか? その答えは明白です。
相手の射程よりも外側から攻撃すればよいのです。

FHSWに、対艦ロケットである"タイニーティム"が追加されます!



---------開発の経緯

1944年初頭、アメリカ海軍は防空網の範囲外から航空機によるスタンドオフ攻撃を可能とする強力な対艦攻撃用の兵器を必要としていました。
太平洋戦争初期よりは日本海軍の規模が減少し、抵抗は若干減ったように思われました。
しかし、日本海軍は根強い抵抗をし、攻撃しに来るアメリカ海軍の軍用機に大きな損害を与えていたのです。
それはアメリカ海軍にとって常に悩みの種であり、早急に解決する必要がありました。



---------新たな攻撃方法の模索

それまでの新型の戦闘爆撃機や艦上攻撃機は高速飛行時に魚雷を投下することが不可能であり、
既存のロケットは重たい弾頭を飛ばすことには向かず、どれも有効な手段となる攻撃方法、武装がありませんでした。



---------思わぬ進展

3月にカリフォルニア工科大学は大口径の空中発射型ロケットの実現が可能であると海軍に報告し、
海軍はそのロケットの開発を最優先事項として、カリフォルニア工科大学に開発を命じました。

そして直径11.75インチ(およそ30cm)のロケットが完成しました。
そのロケットの愛称は"Tiny Tim"(タイニーティム)と名づけられ、
タイニーティムの直径はアメリカで使われている標準的な500lb爆弾(454kg)とほぼ一緒なので、タイニーティムの弾頭に500lb爆弾を搭載して使うことになりました。



---------実用化試験と問題点

タイニーティムは1944年の4月下旬に最初の発射試験が行われ、TBFアベンジャー攻撃機からの空中発射試験は6月22日に初成功しました。
しかし、タイニーティムのような大型のロケットを航空機から発射するには非常に大きな問題がありました。
それはロケットや無反動砲の発射時に出る燃焼ガス。すなわちバックブラストでした。
大口径ロケットのバックブラストは非常に強烈で、何かしらの対策をしないと機体を破損し墜落してしまう危険性があったのです。

そこでNOTS(Naval Ordnance Test Station)は2つの異なる方法でロケットモーターの点火試験を行いました。



---------問題解決の方法

1つ目はカタパルトを使う方法が試されました。
カタパルトにロケットを装備し、発射直前に機体から数フィート降下させる方法が試験されました。
しかし、この方法は信頼性に欠け、正常に動作することが少なかった為に不採用となってしまいました。

2つ目の方法は点火されてないロケットは単純に機体から自由投下され、ロケットは締め縄で機体と接続し、
縄と機体との接続が切れたときにロケットが点火する方法で試験されました。
この方法は1番目よりも確実に動作し、海軍は2番目の方法を採用する事となりました。



--------タイニーティムの性能と使用状況

機体から切り離されたロケットはおよそ885km/hまで加速し、有効射程はおよそ1500mでした。

1944年12月までに、海軍はタイニーティムは実戦に展開する準備が整い、パイロットは作戦に必要な訓練を受けました。
タイニーティムはF4Uコルセア戦闘機、F6Fヘルキャット戦闘機、TBM/TBFアベンジャー攻撃機、SB2Cヘルダイバー爆撃機に搭載され発射することが可能でした。
しかし、タイニーティムを実用化したときは既に終戦が間近に迫っており、タイニーティムが第二次世界大戦で使われたのは沖縄戦で極少数のみでした。
その後、朝鮮戦争で多数のタイニーティムが使用され、作戦の成功に大きく貢献しました。



tinytimicon.jpg

FHSWでは、対艦、対地共にこなせるロケットとして登場します。
しかし、その軌道は従来の対地ロケットとは異なり、発射後にしばらく直進した後、放物線を描きながら落下するようになっています。

tinytim_ingame1.jpgtinytim_ingame2.jpg

対艦戦闘では、低空から魚雷のように発射したり、急降下しながら発射したりと、様々なパターンの攻撃ができるでしょう。
また、対地戦闘でもこのロケットは敵部隊にとって脅威となるでしょう。

ただ、戦場に姿を現すのは沖縄戦以降となるので、活躍できる戦場は限られています・・。








スポンサーサイト

| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 Secret Ordnance Factory, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。