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Flak40.jpg

ふたたび登場、JagdChihaでございます。
突然ですがそこのアナタ、あなたは対空砲好きですか?
え、当たらない?
当たっても効いてない?
リロードが遅い?

なるほどなるほど、それは確かに一理ありますね。昨日までは。
そうです、その考え方はもう昨日までの概念です。
ご紹介しましょう。12.8cm FlakZwilling40 の登場です!


人々は古来より「より強い力を、より遠方へ、よりに正確に投射する」という命題に立ち向かうべく、どの時代でもその時与えうる最高の技術を持って解決しようとしてきました。
いわゆる弾道学という学問になりますが、この問題を火砲という形式で解決を試み、その解法がほぼ物理限界に達したのがこの1930-40年代でした。
ラインメタル社製12.8cmFlak40は間違いなく火砲、そのうちの高射砲という一ジャンルの中で最も高度先鋭化した一例と言えるでしょう。
FHSWにおいて、戦術的防御兵器の火力として見ればほとんど最強レベルの破壊力を秘めているこの兵器は、まさにドイツの火砲製造技術のすべてを駆使して製造されました。
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(なぜかこの2枚だけテクスチャ黒潰れしてしまったのできつめに補正かけてあります^^;)

1920年代、当時ヴェルサイユ体制下にあったドイツは他の兵器と同様に大型の火砲の製造配備を固く禁じられていましたが、国内の技術者を極秘裏に国外へ派遣し
ドイツ以外の国に「ドイツの息のかかった」兵器メーカーを立ち上げ、技術の保存と育成を図っていました。そうやって作られた中にS18系20mm対戦車ライフルで知られる
スイスのソロータン社(Solothurn社)もあったわけです。もともとただの時計メーカーだったこの会社を、ラインメタルは資本投下で事実上の子会社としてしまいます。
もう一方の火砲大手クルップの方はと言うと、スウェーデンのボフォース社と技術提携を結び、クルップの設計で開発された砲をボフォースが販売する権利の見返りに
多数の技術者の受け入れを認めさせ、結果として両社にとても実りのある研究成果が提供されたといいます。



さて、1930年代に入ると例の「ヒゲ伍長」が台頭し、ドイツ国内でも慎重、かつ大胆に研究が再開されていきます。
1931年に設計の始まった高射砲8.8cmFlak18はいわゆるアハト・アハトとして、改良型Flak36/37の土台となり、伝説的な活躍の萌芽となりました。
余談ながら、この8.8cmという口径は7.5cmと10.5cmのどちらで開発するかで揺れた時に出た妥協案であったそうです。

しかし陸軍兵器局は1936年、航空機のさらなる高性能化を見越してこれを超える大口径対空砲の開発を両社に要求します。
こうしてラインメタルにて1937年から開発が始まったのが今回の12.8cmFlak40です。極初期はFlak18などと同じように牽引され移動することも考慮されていたようですが、
そうした仕様で生産されたものは6門のみ、ほかは全て対空陣地用固定砲架型として生産されました。
なお、同時に試作の始まったクルップの15cmGerat50対空砲は38年の試験の時点でFlak40に劣るとされ、1940年には開発中止とされてしまいます…

しかし大型兵器の常として、このFlak40もまた大量生産されることはかないませんでした。
1942年の量産開始から45年の終戦までの間で、総製造数はわずかに600余門、そのうち連装版は34門にすぎなかったといいます。
連装版一基当たりの価格が202,000ライヒスマルク、一方8.8cmFlaK36は単装ですが一基33,600ライヒスマルク、この頃の大衆車フォルクスワーゲン・ビートルが
1,000ライヒスマルクですから、いかに高級かつ複雑な火砲だったかが伺い知れるかと思います。
ドイツ本国の要地防衛用という目的もあり、補給と整備だけは行き届いていたであろうことだけは救いでしょうか…
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なにより重要な砲威力ですが、ラーテの艦載砲転用の28cm砲は例外としても、史実のマウス主砲よりもさらに長砲身であることから威力は推して知るべしといったところです。
ゲーム内で検証したところ、次期バージョンから実装される砲弾の重量補正も手伝って、連装でAPHEに切り替えできるタイプではキングタイガー相手でも
「正面から、一撃で」即死たらしめることが可能です。さすが8.8cmの2.6倍の弾頭重量だけはあります。
このクラスの火砲として破格の発射速度は標準装備された装填補助装置により生み出され、最大射高14800メートルに大口径榴弾による濃密な弾幕回廊を形成しました。
というより、一発40kgオーバーの弾薬ともなると機力装填装置でもないとまともな弾幕を作れるほどの発射速度が維持できないというのが本音ですが…

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登場時期が早いため経空驚異の大きいマップに登場させやすいと思われますが、配備がドイツ本国と周辺に限定されてしまうためやはりレアな装備となってしまいそうです。
ただし、生産されたうちの200門が専用貨車に搭載され鉄道配備型として行動していたようですので、もしかするとレールが敷設されているマップでは登場が期待できる
…かもしれません^^;

さらに操作員が露出していないため、12.7mm程度の機銃掃射は痒いものでしかなく、排除するためには20mm級以上の機関砲ないし航空爆弾かロケットの直撃が必要です。
たとえ歩兵が榴弾の爆風をかいくぐり肉薄できたとしても、爆薬や対戦車火器を持たない場合では始末することも不可能です。
ただ、そうはいっても所詮は対空砲にすぎないので、37mm級の戦車砲で数発で破壊されてしまうでしょう。



AA番長を自称している自分には正に福音、大天使降臨といった感のある今回の新兵器ですが、いかがだったでしょうか。
あのヒトラーをして「最も洗練された対空砲」と言わしめたこの砲で、帝国の空は紅蓮に染め上げられることでしょう!
flak40b6.jpg
「さあこい!」





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